栄養と栄養素のキソ

「栄養」と「栄養素」の違い

日頃生活をしていて良く聞く「栄養」と「栄養素」には少し違いがあります。

栄養とは、生物が体外(自然界)から体内に取り込んだ物質を、消化、吸収し分解や合成を通して生命活動や成長に必要な成分に変化させる営みのことを言います。

そして、この栄養による代謝のために体外から摂取される要素が栄養素です。

栄養の舞台は人体内部。栄養素の舞台は食品、食材の中というイメージですね。

栄養

  • 体外から取り入れた物を分解や合成を通して体に必要なものに変化させていく一連の流れ。

栄養素

  • 食品や食材に含まれる体内で栄養の為に摂取される様々な物質の総称。

今まで何気なく使ったり聞いていた「栄養」と「栄養素」も少し違いがあることがわかります。

自分自身最初はなんとなく一緒のようなニュアンスで使用していたのでこの違いを知ってスッキリしたのを覚えています!

体内における栄養素の3つの役割

食品の中の栄養素には人体内部での栄養活動の結果、3つの大きな役割があります。

  • エネルギーになる
  • 体を作る
  • 体の調子を整える

これら3つの働きは一般的に知られている内容ですね。

栄養学を知っていくにあたり、栄養素を中心に学んでいくのが”食品栄養学”、人体内部で行われる栄養について学んでいくのが”人間栄養学”と言われています。

このブログではこの2つの側面に東洋医学の知識もプラスして、摂取するものに少しでも興味を持ってもらえる内容を発信していきます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました